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黒川紀章さんが散って10年になるが、国内からはなんの音沙汰も聞こえてこない。カザフスタンの新首都アスタナ(黒川紀章設計)でEXPOがやっていることくらい。よりにもよって国立新美術館黒川紀章設計)では安藤忠雄展をやっている。正気か!
中銀カプセルタワー黒川紀章設計)はなんとか残っているようだが。

没後15年に期待するほかない。

――まだだ、起こすな、黒川は眠ったままだ。

事務所の話

当アトリエでは、定休日というものを設けていない(所員はゼロ)。そういえば休憩時間も決めてない。いわば、24時間体制なわけだ(実際には寝てるのだが)。遅い時は深夜2時3時までやっていることもある。週一回くらい休もうかとも思うのだが、やりたいこともないし、なんだか落ち着かないし。

また、休みとは少しちがうが、一日中パソコンの前に座っているという日もあって、それも何か変えようかと考えている。
せいぜい研究をせねば。