2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

展望台でふるえる

時間が余ったか。一旦ホテルに戻れそう。1時間でも寝たいから。デュエイン・リードで歯磨きセット(なんかこう、ポシェット的なケースっぽいのに入ってる系のがよかったのに〜、的な)、酒屋でバーボンの小瓶を購入。水道水で割ってフトンにもぐる。不首尾。…

チェルシーで退屈する

地下鉄でグリニッジ・ヴィレッジまで戻ってくる。低層の赤レンガがつづいて落ち着く景観。再び曇り空に。12:30。 地上に出ると方角を喪失するが、たぶんこっちと歩きだす。目になにかささる。あれか?・・・やっぱり。オーラを感知する建築アンテナの性能は上が…

ロウアー・マンハッタンを掠める

牛乳だけ買いに出た時、歯磨きセットを忘れたが、あきらめだ。機内の乾燥ひどくリップクリームも欲しいところ。いずれにしても睡眠先行だが。気を失って目が覚めたら2時間しか経っていなかった。ぼけ〜と過ごして、また無理矢理2時間。想定内。なんとか1日も…

上陸

20時間かけてJFK空港に降りたらもう深夜だった。結果的にsentimental jearneyとなってしまったけれども。めずらしく機内で何時間か眠ることができたのは進歩か。キャビン・クルーがみなさん美人でしょうがなかった。チャイナ・エアライン。映画「余命1ヶ月の…

死を与えられる

「死後の世界」ってあるんだろうか?こんな書き出しを、読む人は奇怪にかんじるかもしれないが、こういうことを一度も考えたことがないというのもまた奇怪なことではある。 「死」とはなにか。どうぶつが「死ぬ」というのはどういうことなのだろう? また別…

九降風

上手に思い出す事は非常に難しい(小林秀雄「無常という事」) 渋谷で、トム・リン監督の映画「九月に降る風」をみた。夜のプールにとび込んだり、親友の彼女が気になったりというような古いタイプの青春映画である。しかも舞台は90年代の台湾・新竹市。こん…

沈黙することも不可能である

実家で留守番していた。毎週、ミュージックステーションは少しだけ観る。すぐにつまらなくなったし、ちょっと思うところもあったので、デリダの追悼集を読んでいた。いまはこれとバッハのアリアだけが僕を慰めてくれる思いがする。沈黙も不可能だから。しば…