友人

10年前、政治行動に参加した。事の顛末はこうだ。現在は市議の西ただすさんが、妊娠中の奥さんをかかえたまま、コープを辞め、立候補すると言いだしたのだ。これはやばい。つかいっぱしりでもビラまきでもなんでも手伝わざるを得ない、そう感じ、行動したのだった(他にも、もっとダサい活動もした。経験にはなったが)。
ぼくは一貫して共産党コミュニストである。赤旗も毎日読む。新聞も配った。
ところで、最近、西氏を近所でみかけた。弁論中であった。お子さんはおいくつになられたのだろうか?


話はまた変わる。
27年前だ。公立中学は丸刈りが強制だった。だから、私立に流れる友達が多かった。頭のいい奴なんてそこらじゅうにいた。みんな丁寧に教えてくれた、が、ぼくは受験に失敗した。
何名か、長髪のまま登校するリベラリストの子弟もいた。自由主義だけでは足りないといまではおもう。

ところが、2学期になると、長髪解禁になった。
後で知ったことだが、松本のり子共産党市議が先頭にたって反対運動を展開したらしい。
あのときはお世話になったと、一言伝えることもできた。
彼女もまだ現役である。

高校では、また、ともだちに恵まれた。在日の子もいて、3世だか4世だか、聞いたこともなかった。どうでもよかったから。