画が残った

たまたまだが、国営テレビの教育系番組で広島市立基町高校美術部女生徒の映像をみた。表現、というより想像すら不可能に近い瞬間の熱線と爆風の下で生じた光景を暗中模索していくのだが、語り部との出会いを通じて、彼の眼となった彼女が、或いは彼女にのりうつった彼が、1本の鉛筆から67年前の地点に奇跡的に移動することができていた。