リンカーン・センターにてひまつぶしする
11時近くまで部屋でだらだらしてチェックアウト。快晴。
ピザとファンタで5ドル。ほかに客が1人もいない。炭酸に氷入ってない。またぼられた。
「マグロウヒル・ビル」より向かいの日曜ミサのほうに心惹かれた。フリマ。
旅行期間が、ニューヨーク・フィルム・フェスティバルNYFFに偶然重なることは了解してはいた。が、情報収集もしていなかったし、どうせ英語か英語字幕だしとおよび腰だった。リンカーン・センターはセントラル・パークと目と鼻だから、とびこみで行ってみるか。日曜日だというのに、1日アヴァンギャルド短編特集。満席。観客はよく笑う。ちょっとは面白いと思ったのは2本。ティーンの女の子達が「Gotta Go My Own Way」という歌を唄ったYoutube映像をつなぐ「My Way 1 」。たまに熱唱するブスや男子が挿入されたりしてユーモラス。もうひとつは「I Miss」。ブロンドなボブ*1の少女に様々な大人っぽいワードをいわせる。「過剰性」とか、「不一致」とか、抽象的な単語がつづくと如実に飽きてくるのだが、「You need me.」とか「I 'm in yours.」とかといわせると、大きな青い瞳を光らせ、磨きの甘い乳歯をこぼしながら、ふたたび艶っぽくなるのだった。末恐ろしいマセガキ!
1時間半ほど鑑賞するも、天気がいいのでお外に出よう。セントラル・パークは広いのでこれまでも2度ほど行ってはいたが、あらためて。ぎょーさん犬をみた。ぼくのためには一頭もいないけど。芝生で、ベンチで、太陽を浴びることさえできるなら、ほかにはいらない。今たいへん幸福である。
*1:めんどくさい発表を致します、「ぼくの好みは、長髪でーす」